モチベーションの心理学
2018/03/04
目次
Photo by Tyler Nix on Unsplash
去年の4月から(正確に言うと3月から)コミュニティFMでラジオ番組をはじめて もう1年が経とうとしている。
今月からは、ラジオで話したことも少し補足しながら ブログでも少しだけサマリーしてみようとおもってます。
ところで、ラジオ番組の名前は 「白水淳のコーチング心理学の話」というタイトルでやってます。
聞いている人は…コミュニティFMだから媒体の力はあんまりないとおもうので、おそらくネット中継で聞いている人が大半でしょうなー。
でも、いいんですよ。
僕自身がアウトプットすることで、考えがまとまったり 新しい表現をおもいついたりするので それがラジオやってる一番のメリットかなぁ。
さて、2月のテーマは 「内からわきあがるのか?外から刺激されるのか?モチベーションの心理学」ってテーマで話をしてみましたよ。
こちらが 放送のアーカイブです。(2/27の放送分のみ)
僕の今年の目標の1つに「モチベーションについて、もういちど考えを深める」っていうのがあるんだけど、僕が今現在でわかっていることをまとめてみたつもりです。
どんな話なのか、箇条書きにしてみるね。
・内発的モチベーションと外発的モチベーションがある
・これらは、「両立」しているのではなくて「連続している」
・最初はどんなことでも、「報酬」という外発的モチベーションで行動がドライブされる
・そのうち、報酬が減ったり、不定期になったりすることで だんだんと目にみえる報酬がなくても行動するようになる
・ついに、目に見える報酬がなくても、行動するようになる→これが内発的モチベーションのようにみえる
・まるで、報酬がなくても行動するようにみえるけれど(ボランティアとか親切とか)これは、もともとはまわりまわって自分のメリットになることがわかっていた
・まわりまわってメリットになることだったんだけど、あまりにも「まわりまわって」しまうので、自分でもなぜ行動しているのかわからなくなる
・その様子は、他の人からみると「内発的モチベーションに突き動かされて行動している」ように見える
かくして、もともとは「外発的モチベーション」によって行われていた行動が、だんだんと「内発的モチベーション」に変化していくというプロセスをとる
…というのが 僕の話のポイントなんだよね。
これは 僕が導き出した理論ではなくて、師匠に教えてもらった話なんですよ。
そして、これが行動経済学みたいな話につながっていくんだけど その辺はまた別の機会に話をしてみたい。
重要なのは、いきなり「内発的モチベーション」っていうのは生まれないって理解することだね。
まずは、行動が続けられるように、うまく「外発的モチベーション」をプログラムすることが大切という話でした。
と、いうことで また次回!
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