なんで、こんなに泣ける?「ランウェイで笑って」
目次
どうみても、少女漫画の画なんですけど、コレ 少年マガジンに連載中の「少年漫画」なんですよ。
そして、信じられないけど もうとにかく、熱い気持ちが揺さぶられて、泣けてしょうがない。
ストーリーは以下
身長158cmのヒロインがパリコレデビューを目指す成長物語がマガジンで
週刊少年マガジン主催による第95回新人漫画賞に選ばれた新鋭・猪ノ谷が描く「ランウェイで笑って」は、煌びやかなファッション業界を舞台にした物語。ファッションの祭典であるパリ・コレクションに出ることを夢見る主人公・藤戸千雪は、10歳のときに身長が158cmになって以来、伸びないまま高校3年の進路を決める時期を迎えていた。モデルになる夢を諦めきれない千雪は、デザイナーを目指すクラスメイトの都村育人との出会いをきっかけに、夢を叶えるために動き出す。
引用:コミックナタリー
って、紹介されているんだけど、モデルを目指す千雪といいうよりも、デザイナ-を目指す育人の物語かもね。
お嬢さんだけど、一流になるには何かが足りない千雪と、才能はあるけど、貧乏で何ももっていないので自信やコネがなくて、あきらめていた二人が、世界を目指す…という、ある意味 スポ根の王道ではあるね。
なので、十分、少年マンガとして成立するんだとおもうんだけど なんでこんなに泣けるんだろう?って ちょっと考えてみた。
たぶん、でてくる若い子たちが 「自分はこれがやりたいんです!なんとしても、これをやりとげたいんです!」という想いで 努力する。
それを、まわりの大人が、「いや、想いだけじゃだめだ。実際に、勝負に勝たないと認められないぞ」と、若い人の壁になる。
で、それを若い人が、乗り越えてしまう。
ここまでは、よくある話なんだけど、その時の「壁」になってた、大人の反応がポイントなんだとおもうな。
ある意味、敵みたいな存在だった「壁」の大人が、結果をだした若い人を、自分の若い頃と重ねて見てしまうんだよね。
このシーンが、若い人が乗り越えたシーンに 折り重なるように展開するので、本人と、サポートする友達と、壁である大人 みんなが、成功シーンに入れ込んでしまうんだよね。
その成功に感動している全員の気持ちが、読んでいる自分にふりかかかってきて、なんだか涙させられてしまう。
たぶん、だから「くそ!次回をみておれー!さらばじゃ!」的な、わかりやすい敵がいるんじゃなくて、全員が成功を喜んでいるのが、凄いよなっておもう。
これから、どうなるかわからないですけど、展開が楽しみですね。
ちなみに、まだ第1巻が発売されたばかりですけど、11月に第2巻が発売予定だそうです。
買いますよ、絶対!
あ、あと 第1話は試し読みが無料でできるそうです。
と、いうことでまた次回!
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