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小さな組織・チームをアップデートする人を育成する。コーチングオフィス オフィシャルブログです。

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コーチング起業が長続きする1番の理由とは

   

僕は、コーチングをビジネスにして14年以上になります。

いつのまにか、ベテランみたいに言われます。

でも、僕の知り合いのコーチの人は、もっとキャリアが上のひとたちなので、実はあんまりベテランという気はしません。

ときどき、

「白水さんは、どうしてコーチング起業を長くやってこれたのですか?」

と聞かれるので、今日はそれにお答えしようとおもいます。

 

1番の理由は、クライアントが長く続くこと

理由はいろいろあると思うのですが、1番の理由はこれです。

特に法人に多いのですが、僕はクライアントさんと長くおつきあいするケースが多いです。

長いところでは10年以上、6~7年ぐらいはふつうにあります。

なぜ、長く続くのか、一言で言うと

「クライアントのベネフィットを満たすようにしている」

というのが答えになると思っています。

 

よく言われる話があります。

「お客さんはドリルが欲しいのではない。穴が欲しいのだ」

というものです。

なので、ドリルを売るのではなく、

「あなたの求めている穴が手に入りますよ」

とセールストークしましょう、、、とかいわれるやつですね。

 

これを当てはめると

「クライアントはコーチングをやってほしいのではない。XXXを求めているのだ」

と言えると思います。

 

このXXXというのは、クライアントによって違います。

 

僕にコーチングを依頼してきたということは、

何かしら解決したい課題があるはずなんです。

 

だから、それを解決してあげればよい、、、わけではないんです。

 

解決してはダメなんですよ。

 

コーチは課題を解決してはいけない

クライアントが望んでいることは、

「自社の課題をスタッフ自身が解決すること」

なんです。

 

だから、コーチが解決してあげるのではなくて、

まさに、スタッフが解決できるようにコーチングする というのが重要なんです。

 

クライアントが求めていることは、

質問や傾聴などをつかってコーチングする時間をとること

ではなくて

スタッフが自分たちで解決できたと手応えをもつこと

なんですよ。

 

そのために、コーチングの手法をとることもあるだろうし、

場合によっては違う手法をとることもあります。

 

スポーツのコーチでも家庭教師でも、教えてくれることにギャラを払っているのではありません。

また、かわりに試合にでて勝ったり、試験をうけて合格してもらうことでもありません。

 

え?

 

そんなに毎回スタッフが自分でできるようにすることができるの? って??

 

できますよ。

あたりまえです。

 

それができなければ、長く続けられません。

 

これは僕だけではなくて、長くプロコーチとしてやっている人は、みんなそうだと思います。

 

本当のコーチングスキルとは?

だから、本当のコーチングスキルって、質問力とか傾聴力とかではなくて

クライアントに成果をださせる力

だとおもうんです。シンプルに。

 

で、誰でも身につけることができるか?というと、

誰でもできるようになるわけではない

と僕は思っています。

 

「クライアントに成果をださせる力」がありますか?

と聞かれて「あります」と答えられた方は、

長くクライアントが続く可能性は高いと思いますよ。

 

そうでなければ、質問力とか傾聴力とかではなくて、

クライアントに成果をださせる力

を身につける必要があると思いますね。

 

具体的にどうすればいいか、、、は、また別の機会にお話しますね。

 

いや、すぐ知りたいという人は、こちらのメルマガをどうぞ!

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ブログよりもっと実際の事例をお話しています。

 

と、いうことでまた次回!

 

 - コーチング どう活かしたらよいのか?, コーチング プロセス

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